ネットや広告でいいなと思った分譲住宅があった際、内覧や見学が可能であれば実際に住宅を見に行かない手はありません。
ところが、内覧や見学に行っても、どんな部分を見ていいか分からず決めきれない…。という事もあると思います。
そんな際、住宅を検討するポイントを簡単にまとめました。
物件見学で注意する点は?
各チェックポイントの説明の前に、検討している住宅の問い合わせ先が売主か仲介業者か。この点を一度確認してみてください。
というのは、仲介業者が問い合わせ先の場合、思ったよりも該当の住宅について詳しくわからないことがあるからです。
また、内覧・見学の申込一つにしても、仲介業者から売主に確認をしたりするので、手続きなどに必要以上に時間がかかったりします。
分譲住宅の問い合わせは売主へするのがおすすめ
その点、売主が問い合わせ先の場合は自社で設計や建築、販売しているので、話も手続きもスムーズに進むことが多いです。
BERITAの場合、不動産情報サイトにも掲載しているので、仲介業者経由でも申し込み可能ですが、弊社に直接お問い合わせいただいた方がお客様の疑問点などに詳しくお答えできます。
加えて、内覧・見学のご予約もお電話やメールで直接いただけますと、すぐに営業担当より返答をさせていただいております。
各物件の資料を紙で郵送するのにも、PDFでメール送信することも可能です。
では以降、物件を実際ご覧になる際はどのようなポイントを押さえておくと良いか、順にご紹介していきます。
立地や周辺環境
分譲住宅の場合は、既に決まった土地に住宅が建っている、もしくは建設予定地の用意があります。
その為、当然といえばそうですが、立地を変えることはできません。
したがって、住宅の外観や内観は勿論ですが、その場所で生活をするのに家族みんなが不便ないかも大事な点です。
例えば、近くにスーパーやコンビニなど生活必需品の買い物に行ける施設がある事やお子さんが通える学校があるか、仕事場までの通勤時間がどれだけかかるか、などという点が主にあげられるでしょう。
といっても、家を建ててからお客様にご検討いただく。という形をとっているので、不便がないのは当然、立地という面でメリットがある場所をBERITAは吟味して、こだわりの住宅を建てています。
住居と土地の広さ
広告などで面積を見ていたとしても、数値だけではイメージしづらい事も少なくないと思います。
建物自体の面積や土地の面積は現地で実際の大きさをしっかり確認するのが良いです。
特に、今まで住んだことがない間取りや用地面積の住宅を検討する場合は、想像していた広さと実際の差異が大きくなりがちなので注意してください。
また、特に内装で具体的に「こうしたい」という希望がある場合は、配置する家具や電化製品の大きさとスペースのあたりをつけておく事をおすすめします。
日当たりや通風
時季ごとに変わるのでなかなか判断がしづらい部分ですが、各部屋の日当たりや全体的な風通しの良さなどもポイントです。
まずは、窓の数や位置、大きさを見て、そこからどの程度の陽光や風が屋内に入ってくるかを確認してみてください。
BERITAの住宅は、大きめの窓を要所に設置し、風の抜ける明るく心地よい空間になる工夫をしています。
また、お客様に内覧中も快適に過ごしていただくために、分譲住宅の内覧・見学会中は冷暖房での調整はしています。
基本は適温で設定しているはずなので、その際、ご自身の体感として暑さや寒さを感じた場合などは、特に注意を向けていただけると良いでしょう。
住宅自体の造り以外にも、その地域の気候が生活にフィットするかを考えるきっかけになれば幸いです。
水回り
毎日の家事や生活の導線として、水回りは必ず関係してきます。
普段の家での過ごし方などを思い返して、水回りの位置がご自身や家族にとって使いやすいか検討しましょう。
例えば、家に入ってすぐ手洗いがしたい場合、玄関水洗があった方が良いのか、そこまでではないけれど洗面室は玄関近くにあった方が良いのか、といった事です。
また、特に家事導線を意識する場合は、キッチンや浴室までへの距離感や間に移動の邪魔になるような壁がないか、という点もチェックしましょう。
各所の収納スペース
収納スペースの数やそれぞれの広さ、造りなどもチェックしてください。
実際引っ越すとなった時に、旧居から運ぶ物の取捨選択の目安にもなるでしょう。
どうしても新居に必要で、わりとスペースをとる物は大きさを測っておいて、どの収納にしまうのかを検討しておくことで、入居後に備え付けの収納を有効活用できます。
電源(コンセント)や照明の位置
昨今は過程で使う電子機器も数が増えてきていますから、コンセントの位置や数も確認しておくと良いです。
また、照明もどのくらいの高さでどのあたりまで明かりが届くかなど、見ておくことでダイニングテーブルやソファー、TV等の位置も決めやすくなります。
照明器具もどこかコンセントから伸ばすという事もあると思うので、住んでからの利便性や居心地を考えてチェックしましょう。
プライバシーの確保
家は心身が休まる空間である事が大前提です。
その際、住宅の中が外から見え過ぎてしまっていると、居心地悪く感じる方は少なくありません。
人によっては、とてもストレスに感じることでしょう。
したがって、防犯面も考慮し、周囲からあまりにも家や敷地が見え過ぎてしまわないか。という点も確認が必要です。
屋内・屋外から住宅とその周辺がどのように見えるか、内と外を入ったり出たり、窓を開けてみたりしてみてください。
1階の庭やバルコニー、リビングの掃き出し窓などが隣家や道路からもう少し見えないようにしたい。という事であれば、外構としてパーテーションの設置を付け足す事が可能な場合もあります。
駐車スペース
持っている車の台数や大きさが収まる駐車場やガレージなどがあるかどうかもチェックしましょう。
案外、住宅の外観・内観ばかりで駐車スペースについて、あまり吟味していなかった!という事も少なくないです。
その際、周囲の道路幅や駐車のし易さなども確認するのが良いでしょう。
住宅引渡し前の内覧も可能?
マイホームを検討段階で見学するのとは、目的が少し異なる場合の内覧もあると思います。
例えば、既に契約をした後、購入した家の引き渡しまで日が空く場合、入居の少し前に内覧する事があります。
その場合は、施工の不具合などがないかを特に各所よく見て回る事をおすすめします。
というのも、引き渡し後に不具合を見つけた場合、問題の箇所や契約したメーカーなどによっては補修などの対応をしてくれないケースがあるからです。
また、入居前の確認としての内覧は、補修が必要になると工事などが発生するので、ご入居の1週間から10日ほど前にされると良いでしょう。
弊社ではお客様のお引き渡しまでに、建築基準法で定められている完了検査に加え、設計士や工事管理者などによる竣工検査も執り行っています。
内覧時に必要な持ち物は?
お客様にご持参いただく必須の持ち物は特にはありません。
ただ、あった方が良いものとして、検討中の別の物件の資料や間取り図、カメラや方位磁石、メジャーなどが挙げられます。
他の物件の資料があると、価格や間取、立地などの比較がより具体的に見学時にし易いです。
カメラや方位磁石、メジャーなどがあると、実際に見学した情報を手元に残して持ち帰って検討できます。
ただ、昨今はそれらを全部スマホのアプリで済ませることも出来るので、事前に方法を調べておけばいくつもツールを持ち込む必要はありません。
ちなみに、室内用スリッパはご用意がありますが、ご愛用のものを持ち込んでいただいても大丈夫です。
もし、内覧をした後、すぐ物件購入の申し込みなどを希望される場合は、予め営業担当に何が必要か聞いておいていただくと良いと思います。
事前にお問合せいただければ、物件資料の郵送などもあらかじめ可能です。
見学の際は、メジャーなどで住宅の気になる部分を測っていただき、現在のお住まいと数字で比較する事で客観的に判断がつき易いのでおすすめです。
また、可能であれば、一緒に住まわれるご家族が揃った状態でご来場いただくと、より実生活に近い形で住宅をご検討いただけると思います。
内覧時には営業の者も付き添いますから、気になる点などはご遠慮なくご質問ください。